イラストを描いていると、なんだか自分のイラストっていまいちつまらないなぁって思うことが良くあります。
そんな時に青色の光を入れて変化をつけるとちょっと面白くなります。
めっちゃ簡単にできるので、是非真似てみてくださいね。
二つの画像で、左(スマホだと上)の画像が青色の光なし 右(スマホだと下)の画像が青色の光ありです。何となくわかりますか?
髪の毛に色の変化があって面白いでしょう。今日はこの青色の光の表現の仕方をご紹介します。
普通にイラストを作成する
青色の光を入れるタイミングは最後の仕上げです。なのでワンポイントplus!といった感じで付け加えます。
とりあえず一枚イラストを完成させてみましょう。
自分の髪の毛のレイヤーの種類とブラシを紹介
ここでは先ほど見せたイラストの髪の毛で使うレイヤーの種類とブラシの種類と色を紹介します。番号が若い方が上のレイヤーになってますので参考にしてください。
レイヤーの種類または目的:色:ブラシ:補足
の順で紹介します
①オーバーレイ:黒色:エアブラシ:色の調整用
②青色の光用のレイヤー(通常):青色:鉛筆:鉛筆でベタ塗り後消しゴムで削る
③線画用のレイヤー(通常):茶色:クレヨン:線画用
④発光レイヤー:青色など:マーカーまたは鉛筆
⑤前髪を肌になじませるレイヤー:肌色:エアブラシ:
⑥髪の毛に影を付けるレイヤー(陰影):赤紫色:マーカーまたは鉛筆
⑦グラデーションを付けるレイヤー(陰影):赤紫色:鉛筆でベタ塗り後消しゴムで削る
⑧下地(通常):画像の子は淡い黄色:鉛筆
8こも使ってるのか・・・多分多いww
皆さんは皆さんなりの髪の毛を仕上げてください。上記はあくまでも参考程度にしてくださいね。
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青色の光を入れる前の行程も紹介しておきます
下地工程
下地は極力淡い色で塗ります。
僕の場合、下地の上に、影やらオーバーレイやらグラデーションを載せていくので、下地を彩度の強い色で塗るとわけわからんことになる。なので淡い色で下地を塗っていきます。
グラデーション工程
グラデーションは影(赤紫色)をベタ塗りして、消しゴムツールで削っていきます。そうするとグラデーションが表現できますよ!
濃い影を描きこむ工程
ここで濃い影を描きこんでいきます。つむじなども表現して、立体感を出しましょう。
影の付け方や、色の選び方などはまた今度機会があれば説明します。要望があればTwitterのDMで連絡をください。
色の調整工程
ここではハイライトを入れたり、オーバーレイを入れたり、影をさらに描きこんだりしています。
ここで、青色の光を入れる前段階まで終了しました!次はいよいよ本題の青色の光を入れる方法を紹介します。
青色の光を入れる工程①下地のレイヤーを複製する
下地のレイヤーをもう一枚複製しましょう。自分が使っているSAIではツールバーのレイヤータブから複製ができます。
レイヤーを複製したら、線画レイヤーの上に複製したレイヤーを置きましょう。
するとこんな感じになります。線画レイヤーの上に置いてるので塗りつぶされたような感じになります。これでおk!
青色の光を入れる工程②複製したレイヤーはフィルターで色相や彩度などを変える
このままでは、青色にならないのでフィルターを使って色相や彩度などを変更していきます。
するとこんな感じで青色に変化するのですが、青色の濃さなどはお好みです。
これで準備完了!
青色の光を入れる工程③消しゴムツールで削る
消しゴムで複製したレイヤーの青色を中心から外に向かって円を描くように削っていけば完了です。
これが消しゴムのブラシ設定ですが、消しゴムのブラシ濃度は5~12程度にしておきます。
中心から少し削るとこんな感じになります。どんどん削っていきましょう。
削る量はお好みです。自分の好きな量だけ削ってくだされ!
完成
自分のお好みの量を削ったら完成です。ちょっと鮮やかな青色があると、イラストに面白味が増します。
影の色も実は黒っぽくするよりも、鮮やかさが少しある赤や青を選ぶとイラストが重くない感じになります。影の色の選び方はまた後日紹介しますね。
青色の光を表現する方法のまとめ
①イラストを完成させる
②髪色の下地レイヤーを複製させる
③線画レイヤーの上に複製したレイヤーを持ってくる
④複製した下地レイヤーの色相や彩度を変えて好きな青色になるように調整する
⑤消しゴムを使って中心から外に向かって円を描くように削っていく
ちなみに、髪の毛以外にも応用可能ですので是非ためしてみてください。
以上です。イラストは試して模索していって成長すると思っています!そして僕は自由なものだと思っているので、自分がいいな!と思うことがすべて個性に繋がるのです。
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